カメルーンプロジェクトに参加しました
約半年前から始まったカメルーンプロジェクト。
この取り組みは、UNIDO・カメルーン政府・日本ビーントゥバー協会の連携による、日本政府が資金を拠出する「PICSカメルーンプロジェクト」の一環です。現地農家の皆さんと共に、カメルーン産カカオの品質を高め、新しい市場の可能性を広げていくプロジェクトです。
今回はカメルーンの3つの産地(Akom-Nyada、Lembe-Yezoum、Ngoro)と日本の職人が協力し、それぞれの土地ならではの香りと味わいを引き出したチョコレートをお届けします。
大阪万博 2025年9月16日「カメルーンデー」
日本ビーントゥバー協会に所属する9つのチョコレートブランドが、それぞれの感性でカメルーン産カカオ豆の魅力を引き出した、この日だけの特別なチョコレートのお披露目です。
今回使用するのは、カカオ生産国カメルーンにおける品質向上をめざして、日本ビーントゥバー協会が現地と連携して取り組んでいるプロジェクトから届いた、選び抜かれたプレミアムカカオ豆たち。
3つの産地 × 9ブランドの表現
それぞれの「味わい」と「物語」の発表です。
チョコロンブスは、シンプルにカメルーン産カカオの味わいを感じていただけるよう、ンゴロ地区CAMEROOTSのカカオ豆を使用し、カカオ70%の板チョコレートを作りました。
当日、カメルーンブースがあるコモンズD館で、試食サンプル配布を行いました。
整理券配布に長蛇の列。あっという間に用意した枚数を配り、多くの方へお渡しできなかったのは、とても残念なことでした。
その後、整理券と引き換えに、9ブランドのチョコレートサンプルをお渡ししました。アンケートの結果が楽しみです。
国連パビリオンでのワークショップは、カメルーンの要人の方々もいらっしゃる中、一般のお客様も入場され、その場でブランドごとにプレゼンを行いました。
私は、今回チョコロンブスとして、カメルーンカカオ豆から感じたインスピレーションをもとに、ローストの温度、時間、そして磨砕時間をコントロールすることにより、口に入れてからゆっくりと溶けていくにつれ、味の移ろいをしっかりと感じていただけるようなシンプルなダークチョコレートを作ったことをお話ししました。
万博でのイベントが終わり、場所を移してレセプションに参加させていただきました。
歌や踊りでカメルーンを感じることができました。
そしてカメルーン側との意見交換会ではなかなか白熱した議論となり、お互いの想いを伝え合うことができました。
他のブランドのチョコもみんなで食べ比べもしました。
このようなすばらしい機会をいただけたことに、感謝いたします。
国連パビリオンでのプレゼンを聞きながらチョコレートの試食をされた方が、Xに投稿してくださいました。
とてもうれしいコメントをいただき、感無量です。
ありがとうございました。