ビーントゥバーの素晴らしさに触れてください!

カカオの産地訪問記


NHKの世界で“素敵”を探す旅「世界はほしいモノにあふれてる」〜人生をハッピーに!情熱アフリカンファッション〜が昨夜放送されました。予告編からワクワク楽しみにしていました。
放送開始に遅れないよう仕事を片付け、急いで帰ってテレビの前に。(といっても夜10時半からなんだけど ^^;)

番組Twitterもこんな風に紹介しています。
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色鮮やかで、個性的で、ポップなアフリカンプリント。思わず笑顔になってしまいそう。ハッピーファブリックとも称されます。

自由で楽しいアフリカンプリントの世界。中には伝統的な柄もあり、そこにはふか~い意味が込められているんだそう。

今夜のせかほしの旅の舞台のひとつ、アフリカ・セネガルの世界遺産 サン=ルイ島。実はここ、“着倒れ文化”が息づく島。
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とーっても楽しく番組を見ました ^^

私もガーナで、ハッピーファブリックを買って帰りました。現在、チョコロンブスのお店の陳列テーブルを覆っています。
ガーナ第二の都市クマシのお店に連れていってもらい、どれにしようか、限られた時間悩んで悩んで決めたのがこちら↓



現地にいるときは頭がいっぱいだったので、ハッピーファブリックに注目して見るのもきっとより楽しめたんだろうなって、今更ながら思います ^^

そこで写真を見返して、ハッピーファブリックを集めて見ました。


まずは、カカオ農園の村に行ったとき。村の首長さんたちにご挨拶。3名の首長さんが身にまとわれているのは、長方形のハッピーファブリック。それをこうしてああしてアシンメトリーに体に巻くのだそうです。


村の小学校での歓迎会の様子。女性、カラフル〜。



カカオ農園での児童労働撲滅のためにがんばっていらっしゃる団体の女性のみなさま。
左の女性のなんて、何種類もの布をはぎ合わせて使ってるんですよ。


車窓から見た人々 ^^





国の管理しているカカオ豆の倉庫に向かっているところ。
右の女性、取引先のガーナの現地担当者さんなんですが、グリーンのワンピースがとっても素敵。こんなわりとシンプルな形は、縫製代800円くらいって言われてました。


道路沿いでもこんな風に販売されてます。
どんだけカラフルなのか、見てるだけでワクワクしてきます。だからハッピーファブリック!^^
番組内で紹介されてたつばめの柄もありますね。
近頃はマスクを同じ生地で作ってコーディネートされてるようです。これがいいんです。



大好きな番組が、レギュラー放送を終了というのはとても残念なんだけど、最後にハッピーファブリックのアフリカンファッションがあって良かった。
なんか元気もらえました。
1つでも買って帰って良かった ^^

今は毎日カカオまみれになるから、おしゃれなんてできなくなってるし、出張も1年ないし。。。
でもそんな中でもエプロンやロンT、そして靴下なんかにちょっとこだわって。

そして、落ち着いたらおしゃれしてあちこち出張行こうっと ^^(体型変わってないか、若干不安だ。。。)




出発して3日目、ガーナ2日目の朝は朝の4時半集合 ^^;
首都クマシから、ガーナ第2の都市アクラへ移動します。今回は国内線で40分のフライト。この飛行機に乗られるガーナの方は、身なりもきちんとした方ばかり。皆さんが挨拶したり席を譲ったりしてる方は、きっと有名人 ^^




着陸態勢に入りました〜。窓の外を見ると、ガーナ第2の都市アクラの街がどんどん近づいてきます〜。
広い平野に、茶色の屋根や道路。

しばらくして、着陸〜。バンに乗って移動です。



途中、ホテルによって朝食です。
ここで現地で活動する国際NGO法人ACEの近藤さんと合流。


アフリカ大陸、初上陸です!
さすがに、アフリカ行ったことある人は身内や友達にはいないので、しっかりとこの目でどんな国か見て見たいというワクワク感が、移動疲れより勝っています。

空港からは、バン1台で移動。



車窓から、いきなり、わぉ〜〜〜〜!
テレビで見たことある、あの風景。頭に荷物をのっけて運んでらっしゃいます!


首都アクラは都会〜。大きなビルや建物がいっぱい。そして車もいっぱい。

で、信号で車が止まると。。。




信号で車が止まると、すすっとそばを歩かれてさりげなくアピール。決してしつこい売込みはなし。皆さんほぼ単品販売 ^^
これが、ガーナスタイル。
左は茶封筒屋さん。右はバナナチップ屋さん。




17世紀から奴隷貿易の拠点・植民地時代が長く続き、1957年に当時のイギリス領ゴールド・コーストから独立したガーナ。

ここがガーナの独立を祝うために造られた「独立広場」で、ガーナ国旗のデザインから「ブラックスター広場」とも呼ばれています。

広場の後ろにはギニア湾が広がっています。




車窓から見える景色も、都会と郊外とでだいぶちがいますね。




ショッピングセンターに行くと、ガーナで初めての日本語発見!?
あれ?これってユニクロのロゴっぽい〜 ^^; そして商品は無印っぽい〜。一見洗練されてる感じ。

さりげなくパッケージにも日本語が書いてあって、あたかも日本製品みたいな。。。
はい、もちろん中国でございます。さすがです。



食品売り場です。なんだ、このミロの山は!
現地の方いわく、ガーナでは、カカオはミロのもとと思ってる人もいるって。街にもネスレの大きなビルが目立ってました。



海外の食料品売り場で、必ずと言っていいくらい目にするキッコーマンのソイソース。

ガーナでも安定の品揃え。

やっぱりうれしいもんですね ^^

しかも他の海外メーカーの3倍くらいの価格でした。




お客さんはまばら。値段は日本とそんなかわらない感じでした。
市場や、道でみかけた頭に荷物をのっけた商売人さんから普段は買ってるんでしょうね。




ガーナのホテルは、空港近くのBest Western Premier Accra Airport Hotel 。とっても広くて清潔で虫もいない(これ大切)、水圧も大丈夫。シャワーヘッドが浴槽の横についてる!^^



これが、ガーナの通貨セディです。

1セディは18円くらい。

アメリカドルを持っていって、ホテルで両替。
基本、クレジットカードは使えないと思っておいたほうがいいのだそうです。



2019年10月7日〜12日、取引先の商社によるガーナカカオ産地ツアーが開催されました。

ガーナは日本のカカオ豆の輸入ダントツ1位。全体の約70%以上をガーナ産のカカオ豆が占めています。
だから、チョコレートと言えばガーナ、なんですね ^^
ちなみに生産量でいうと、ガーナは世界第2位、1位はお隣のコートジボワールです。

さらに、チョコレートのことを調べていると「児童労働」ということを聞くようになりました。カカオ農園で子どもが働かされている?それはどういうことなのか、自分でしっかり確かめたいと思ったのです。

ガーナツアーの開催は初めてということで、こんな機会は2度とないかもしれないじゃないですか。無理を言って日程を調整していただき参加することができました。
何しろ弊社バルーン事業は10月がマックス繁忙期。出発の前も泊まりで現場に入っていました。



と、その前に、、、
ガーナに渡航するにはビザが必要で、ビザを発給してもらうためには、黄熱病の予防接種を受けなければいけません。

これ甘く見てた。
やっとツアーのチケットの連絡があり、みなさんビザ取っといてくださいね〜と言われたので、その前に予防接種しなくっちゃと、早速福岡検疫所に電話。

そしたら「え?黄熱ワクチン接種は、予約でいっぱいですよ。1ヶ月前から予約が始まりますが、すぐにいっぱいになりましたよ。東京からも接種に来られますよ」って。。。

あらま。厚生労働省のHPを見たら、なるほど、検疫所で月1とか2回しか実施されてない。
だったらと長崎、鹿児島に電話するも、予約でいっぱい。や、やばいぞ。。。出発の10日前には接種しておかないといけないし、何よりその証明書イエローカードがないと、ビザ発給してもらえない!

日程の近いところから、電話しまくり。北海道は空いてたけど、さすがにもうちょっと探してみますと。
注射してもらうだけなのに、どんだけ費用かかるねん。。。

それで、やーーーーっと、大阪市立総合医療センターで予約できました。(申し込みから確定するまでまた日にちがかかった)
ふ〜 ^^; 
そもそもワクチンの量が少ないのよね。だから間に合わないなんて泣き言言っても、知らんがな〜ってなるのよね。

さらにビザは、これまた指定の日に東京まで行けないので、代理店にお願いすることにしました。



病院では、先ず先生による感染症予防についての座学があって、その後一人ずつ接種。イエローカードをゲットして、そのまま病院のポストにビザ発給のための書類発送。このイエローカードは、生涯有効なのです。

そうそう、電話予約の時に、マックのポテトばりに
「一緒にマラリアの予防もいかがですか〜?」と言われて、条件反射に「けっこうです〜」と言っちゃったものの、やっぱりマラリア怖いかもと、当日飲み薬を処方していただきました。
現地に行く前からと帰国してからも、合計2週間飲み続ける薬です。


ほんと、やれやれで黄熱病のワクチンを接種でき、ビザが届いたのは、出発の1週間を切っていました。

セーフ ^^

ちなみにガーナへのルートは、成田空港発着でドバイでトランスファー。片道20時間以上って ^^;

今回のツアーでは、カカオ農園、大規模なカカオマス加工工場、ガーナ政府が管理する倉庫や品質管理センターの視察のほか、子どもの権利保護のために活動するローカルNGOとの交流なども予定されています。



10月7日、成田国際空港に20時に集合。
エミレーツ航空です。

おぉ〜、中に螺旋階段がある〜。これ、某飛行機オタクの知り合いの投稿で見たことあるー ^^
うちら、もちろん1階のエコノミー ^^




約11時間半でドバイに到着。朝4:15だけあって、空港は人もまばら。もはや時間感覚ないけどね。
しかしさすがハブ空港。でっかいね〜。
そして3時間後に再び搭乗。
ドバイから、いよいよガーナに向かって約8時間ちょっとのフライトです。

成田からは、若干空席があったものの、今度は満席。しかもお隣さん、私の席にはみ出してる〜。はい、とってもふくよかな女性。さらにその隣はどでかい男性 ^^;

おとなりの女性、3回ヘルプコールがありまして、要は(お腹にめりこんでる)ベルトがはずせなくて、私が外してあげましたとさ ^^;

エミレーツ航空のいいとこは、とにかくDVDチャンネルが豊富。日本の映画だけでも10本以上あったので、寝れない私でもたいくつせずにすみました。


ドすっぴんで失礼〜 ^^;
成田から20時間以上かけて、無事にガーナのアクラ・コトカ国際空港に到着しましたー。

ちなみに、寒がりの私はばっちり長袖長ズボンで、機内も凍えることなく過ごせました(これ大切 ^^)



トウモロコシの粉を練って焼いたトルティージャ。
レストランでは必ずでてきます。


お皿には骨がどーん ^^; 骨髄のグリル


ユネスコ無形文化遺産に認定されたメキシコ伝統料理


そう、メキシコは美食の国なのです ^^
古代からカカオを珍重していたメキシコですが、庶民も食するようになったらカカオやチョコレートを料理にも使うようになりました。それがメキシコの名物料理、「モレソース」です。

ちなみに「Mole:モレ」はソースのことで「モーレ」とも言われたりします。

モレにもいろんな種類がありまして、材料の違いから赤いのやら緑や黄色や黒いのやら、よりどりみどりちゃん。
そして家庭によって材料や作り方も異なる、家庭の味があるそうです。

今回のメキシコ滞在中では、毎日モレソースのお料理をいただいてました。

2日目に訪問した、タパチュラのCHOCO ELENAのおかみさんに、作り方を教えていただきました。


モレソースの材料とレシピ

黒くて平べったいのがとうがらし、4種類。これでモレの色が決まるのです。あらかじめ炙っておきます。

シナモン、アーモンド、レーズン、にんにく、タイム、ピーナッツ、ローレル、クミン、クローブ、塩、こしょう、パン、かぼちゃの種、玉ねぎ。パンはとろみを出すため。すべて火を通しておきます。
写真に写ってないですが、バナナ(料理用のプランテイン)1本はスライスして油で揚げておきます。

そして真ん中ちょい上にある丸くて平べったいのがチョコレート。


とうがらしは、アンチョ、ムラート、グアヒージョ、パッシージャ(私の聞き取りが正しければ ^^;)という種類。市場で買えます。
どのとうがらしを使うのかで、個性がでるんですね。



小鍋に入れて、炒め煮。
いろんなスパイスやナッツが入ってるので、香りが立って、ここまではスパイスカレー、みたいな??



さて、メタテ(石の台)とマノ(石の棒)の登場です!
そう、古代より使われている調理道具です。カカオやスパイスをすりつぶすものです。側面がカラフルでメキシカ〜ン ^^




手首のスナップを効かせながら、マノですりつぶしていきます。




別のお鍋では、鶏肉がコトコト煮込まれていました。チキンスープごと今すりつぶしてドロドロになった材料とを合わせて、ここでチョコレート投入〜。さらに30分煮込みます。

見た目はまるでカレーのようですね。



チキンのモレソース煮込み、そのお味は ^^


はい、サフランライスにかけて、出来上がり〜。いや、ほんと見た目カレーだし。

どれどれ。あら、まぁ、おいしいっ ^^
スパイスやとうがらしのせいか、とても複雑な風味がします。あんなにでっかいとうがらしが入っていたけど、そんな辛くはないんです。甘みととろみの中に、いろんなスパイスが顔を覗かせて、酸味もあってフルーティ。そしてチキンにあう〜。

正直、メキシコ滞在中は毎日食べていたモレソースですが、こちらのが一番美味しかったです ^^

スーパーでは、モレソースのレトルトや瓶詰め、そしてペーストの量り売りもあります。やっぱり日本でいうところのカレーな感覚 ^^




ちなみにメキシコシティのおされレストランでは、しゃれとんしゃ〜なモレソース。
ズッキーニの花がどうよ。別添えでライスがありました。



市場では、あちらこちらにとうがらしの山!いろんな種類がどっさりありました。

チョコレートを使うソースが一般的な家庭料理になるくらい、メキシコではチョコレートが日常的な存在なのだと、改めて知ることができました。
ぜひ、とうがらしを手に入れて、モレソース作ってみよーっと ^^




そういえば、メキシコシティのレストランではバッタさんがいらっしゃいました ^^;

昆虫食がメジャーというわけではないようで、やっぱり珍味になるんでしょうね。今回はコース料理で、アボカドをたっぷり使ったサルサソースのワカモレにどっさりトッピングしてありました。トルティージャやタコスと一緒に召し上がれ〜なのです。

メキシコではバッタは辛めの味付けをして、油で揚げたものが食べられるのだそうです。なので、クリーミーなアボカドにぴったり!?でした。

現場からは以上ですっ!^^




タパチュラから飛行機で約2時間。首都のメキシコシティへ。一気に2250メートル!富士山の五合目 ^^;
そして車で走っていると、とってもカラフルな街が!

ガイドさん曰く、昔はここはスラム街が治安が悪く、困ったメキシコ政府が街全体をカラフルに染めるという対策をとったそうです。すると、色の持つ力でしょうか、住民も意識が変わり治安がよくなり、さらに観光に来る人が増え、それでまた見られるという意識からどんどん街がよくなったんだそうです。ステキ ^^




ランチは、観光客御用達の、席数が多く広くて明るい雰囲気のブッフェレストランです。様々なメキシコ料理が楽しめます。
何が良かったって、バンドの演奏が始まり、歌はじまった〜と思ったら、あれ、あれあれ?美空ひばりさんの「川の流れのように」じゃないですか。私たちの方を向いて歌ってくださってる。
なるほど〜。海外観光客向けのサービスなのですね。お次の中国人観光客さんも盛り上がってました。そのあとはイタリアだったかな。なかなか印象的でした。





さて到着したのは、テオティワカン遺跡。世界遺産に登録されてます。
以下、Wikipediaより ^^

紀元前2世紀~6世紀、メキシコ中央高原で繁栄した古代メソアメリカ最大の宗教都市国家。当時のアメリカ大陸では最大規模を誇り、メソアメリカの中心的都市として機能していた。

テオティワカン人の宇宙観、宗教観を表す極めて計画的に設計された都市で太陽のピラミッド、月のピラミッドそして南北5キロにわたる道(「死者の大通り」)が基点となり各施設が配置されている。


はい、ピラミッド、登りま〜す。って。。。えー、心の準備が ^^;
ここで遅れを取るまいと、極めて冷静さを保ちながら、でも実は必死で登りました!いや、階段急だし。

「登れるピラミッド」としては世界一の高さを誇ります!




登るのは膝が笑うし、降りるほうが、超怖いし。ぜったい毎日誰か落ちてる!



月のピラミッド、制覇!
私、一応たくらみ屋(←株式会社なのです)の一員ですので、ここはたくらみキャップをかぶってメキシコデビューとさせていただきました ^^



次、太陽のピラミッド、登りま〜す、って。。。
うっ。。。大丈夫か自分。

右から二人目の女性は、肩をだしちゃって、肩のとこ日焼け止め塗ってなかったから、皮むけたって。
真ん中の男性、帽子かぶってなかったから、鼻の皮むけたって。
そう、ここは標高高いとこなの ^^


太陽のピラミッド、制覇! 月のビラミッドさん、よしよし ^^



南北に貫く都市のメインストリートは「死者の大通り」と呼ばれ、長さ4km、幅45m。


大昔に、こんな街を整備したなんて、ただただすごいな〜と思ったのでした。メキシコを知る上では欠かせない、テオティワカン遺跡でした。
特にピラミッドといえば王墓とばかり思っていたのに、テオティワカンのピラミッドの特徴は、王墓としてではなく、宗教儀礼のために建造されたということに驚き。そう、そこで生贄の儀式なんかも行われたんですね。




テオティワカン遺跡をあとにして、そばにあるお土産屋さんへ。おぉ〜、サボテン、そう、メキシ〜コといえばサボテン(のイメージ)!
そしてなにかウィットなガイコツさんたち。




テオティワカン文明が発展した要因として、この地が黒曜石の産地だったからだと言われています。宝石や武器、調理用具など様々な用途で使われていた黒曜石のおかげで、富を築きあげることができたそうです。



竜舌蘭はプルケ酒やテキーラ、繊維作物としてメキシコで広く栽培されています。




テキーラの試飲が用意されて、みなさんごくごく。あ、私は遠慮しておきました。お土産に好評のようでした ^^
私は、試飲のコップがのせてあるスカルちゃんのお盆がきになっていたのでした〜。



グアテマラとの国境のすぐ近くなので、移民キャラバンの不法侵入の取り締まりが行われる中、車で別の農園に行きました。こちらの農園はCASFAに所属するアルバロ・オブレゴン地区の生産者組合に所属されています。
佐藤先生が、農園主であるデメトリアさん(83歳)のおかげで、ソコヌスコのカカオ豆が世界でも稀少で優秀なカカオ豆として栽培されているのだとおっしゃっていました。メキシコのカカオ生産者では超有名な方です。

デメトリアさんは18歳で結婚されたときに、カカオを植えられたそうです。
「雨(水)さえあればOK(育つ)。農薬や化学肥料は必要ない。堆肥だけを使う。」

農園が生活の基盤。ここで育ち、子どもも成長した。

自分の植えたカカオに話しかけている。「私が死んだら、あなたも死ぬ。だから実をつければ息子が世話をしてくれるから。しっかり実をつけなさい」
カカオは自分そのもの。周りの人は、おかしくなったと悪口を言うが、自分はカカオを信じて続けている。

モニリア病が蔓延したときに、やめた農家もある。
息子は昨年3,000本を植えた。政府は病気に強い品種の接木を勧めるけれど、この土地にはこの木(品種)、種から育てたものが一番。

接木は親木、子木ともストレスがかかる。種からの方が育ちがいい。
外のものを受け入れると、オリジンがなくなる(ソコヌスコのクリオロ種のカカオ でなくなる)



65年間で最初にカカオを植えた創設期が一番大変だった。他に、バナナや木材もやらないと生活できなかった。

嬉しかったのは、努力が実って、収穫したカカオがお金になったとき。
50年以上前は1kg 3ペソでほとんどお金にならない時も。今はきちんとお金になっている。(今はCASFAでは65ペソくらいなのだとか)

今は世界でも一番いいカカオとして、フランスにプレゼンに行くまでになった。

デメトリアさんのおかげで、病気になりやすいと言われるメキシコ ソコヌスコのクリオロ種が残っているんですね。
素敵なお話をたくさん伺うことができました。






デメトリアさんのお子さんの5人は成人し、お孫さん19人、ひ孫さん35人なんだそうです ^^




苗木が元気に育っていました。
双葉の色が、緑色だとクリオロ種で、紫色だとフォラステロ。一つの見分け方なんだとか。
ちなみにクリオロは「その土地のもの」という意味。フォラステロは「よその土地の」「よそ者」という意味 ^^
農園全て同じ品種にしないとすぐに交配してしまい、他家受粉した方が強くなってしまうから、クリオロがどんどん少なくなってしまったんだそうです。




左の3段の木の箱と隣の樽は、発酵ボックスです。右は乾燥棚です。




南国〜。きれい〜 ^^



たくさんのカカオポットが実ってます。
カカオポットは品種によって、この形、という決まりはないのだそう(昔はこの形、この大きさというふうに決まってたそうです)。

クリオロ種はホワイトカカオと呼ばれるように豆を割ると中が白く(クリーム色)、そのため渋みや苦味が低いのです。また酸味が少なくて甘味が強く、香りがいいのです。糖度も高く、パルプは16〜18度もあるそう。ただ、病気の弱く、生産性が低い。ちなみにフォレステロは糖度12~14度で、渋みも高くなります。



花が咲いて実になるまで165日。5、6ヶ月かかるそうです。収穫は、お隣グアテマラからの出稼ぎさんが手伝うそうです。




デメトリアさんのご長男のクアンさんは、毎日農園を見回って、病気になったカカオをカットして、土に埋めるそうです。

右の穴が空いてるのは、キツツキみたいな鳥が穴をあけて、中の豆を空気に触れさせて発酵させ、美味しくなったころにまた食べにくるのだとか。おいおい ^^;


想像以上に伝統あるソコヌスコのカカオ豆について学ぶことができました。デメトリアさん、クアンさん、ありがとうございました ^^




おっひる〜ご飯は、CASFAの皆さんと。またこれがまいう〜なのです ^^

CASFAの理念はアグロエコロジー。30年前から、もっとエコロジーな農業を目指そうという想いに、賛同者が集まってきたそうです。貧困解消のためにも、農家さん独自のやり方を組合で統一、そしてビジネス的に。

かつては仲買人を通しての出荷を強いられていたのを、生産者が直接販売を行う道が開けたのです。化学肥料、農薬にお金をかけずに環境にやさしい農業で、ハイ価格で買ってもらうための活動をされています。そのため厳しい基準をクリアしたものだけを扱っているそうです。



話を聞いていたら、なんと昨年初めて日本に出荷したのだとか。しかも博多港!!!!どこどこどこ!!!^^
コーヒー豆と一緒に1/4コンテナに入れて送ったそうです。

カカオ豆はオーガニックなので、バナナとか農薬がつくと検疫にひっかかるので一緒のコンテナには載せられないそうです。なのでコンテナの3/4は空!TOC的にもなるほど!ザ・ワールドです ^^

実はこの後、博多港に届けられた輸入元と繋がって、今はそちらからカカオを購入させていただいてます。なんと隣町の会社さん^^
このカカオ豆で作ったチョコレートも、とても人気です。ありがとうございました。




いよいよやってきました、カカオ農園。CASFA所属のカルロスさんの農園です。

CASFA(サンフランシスコ・デ・アシス農業環境センター)とは、ソコヌスコの貧困、飢餓、土地 の浸食などを克服するために組織された、主にマヤ先住民が経営する小さなカカオ農園主のネットワークです。農園主同士の情報交換を活発に行いながら、メキシコ内外の消費者と連帯して、チアパス地方の農業主権、生物多様性、持続型農業の発展、経済的自立を目指しています。

おじいさんからの昔ながらの農園のスタイルですが、8ヘクタールの広さがあるそうです。
落ち葉がたくさんで、その下は腐葉土になっており、ふかふか ^^




農園の入り口に箱発見!これ発酵ボックスです。
中を除くと底にたくさんの穴が開けてあります。ここから、余分なカカオパルプが落ちるのですね。

残念ながら、本格的な収穫は5月からなので、発酵や乾燥の様子を見ることはできませんでした。



早速木に成るカカオとご対面〜 ^^
木から直接花が咲いたり実が成る「幹生果(花)」なんですよね〜。




花はとってもちっちゃいのです。下向きにいーーーーっぱい咲いてます。
それが実になるもんだから、そりゃわさわさですわな ^^




カカオの木の樹齢は60〜70年になるそうですが、未だに実をつけ収穫できるそうです。
古い木から脇芽が伸びてます。
主には接木をするのだそうですが、種を発芽させて植えたりも。



上の写真の左上に写ってるこのポット。よく見ると、表面に網目状の模様があります。これは、パタステ(学名:テオブロマ・ビコロール)と呼ばれるもの。

割ると、カカオと同じようにパルプに包まれた豆が入っています。カカオと同じ様に発酵乾燥させてチョコにもなるけれど、あまり好まれず、ローストした豆をナッツのように食べたりするのだとか。

なんと後日大阪でも、食べる機会がありました ^^




カルロスさん農園のカカオのポットを割って、パルプをいただきました。




さらにパルプをつけたジュースも。これが暑い中、爽やかで美味しかったんです。

カカオの木は、シェードツリーが影を作って守ってくれます。そのシェードツリーは、バナナやヤシの木などのフルーツの木です。
テーブルの右端にある鮮やかなオレンジ色の果実はマメイ(サポーテ)。むっちゃ甘すぎ〜 ^^  他にもマンゴー、ライム、アボカドなど。

ヤシの葉は屋根に使われ、バナナや他の果物も換金作物となり、木材としても利用されます。カカオだけを収入源としないことが、リスク回避になるのだそうです。


カルロスさん、ありがとうございました ^^



CHOCO ELENAという、地産地消の伝統的なチョコレート作りを特徴とするカカオとチョコレートのお店へ見学に行きました。
ご夫婦で経営されてる、地元のチョコレートショップです。
早速、お店の奥の工房で、製造工程を見せてもらいました。





なんだか顔に見えてしまうおちゃめなロースター ^^
華氏250度で45分〜1時間くらいロースト。若干浅めだそうです。なんと1日1t可能だそうです。
カカオ豆は、もちろんソコヌスコのファインカカオ。希少なクリオロ種です。とてもきれいな茶色です。

ちなみに、左に写ってるのがベテラン現地日本人ガイドの佐藤さん ^^ 日本のテレビ番組制作のガイドもされてるとか。
先週も、某有名ショコラティエさんをこちらにお連れしたり、大手メーカーさんのアテンドされたのだとか。なのでチョコレートについてもとてもお詳しいのです。




ローストされたカカオ豆を、今度は左のウィノワーに投入〜。
砕かれて風選されたカカオニブが下の口からでてきます。1時間に20kgの処理能力だそう。

そして摩砕器。ニブを投入すると、金属のローラー2個ですり潰されて出てきます。あ、うちのスロージューサーみたいな構造ですね、きっと。。。




1回だけだと粗めなのでドリンク用だとか。何回もすることによって、粒子が細かくなるんでしょうね。
やはりこの気温ですから、すでにドロ〜っとペースト状になってます。
ちなみに、ここタパチュラの4月の平均気温は、最高が34℃で最低が29℃。暑かとです ^^ でも乾季なので湿度が低く、過ごしやすかったです。






町には「すりつぶし屋さん」が何軒かあって、その家のレシピで配合されたこんな感じのチョコのタブレットにされたものを購入します。
最後は手でこねこねして、型に入れて同じ大きさに。タブレットは24時間乾燥させて固まらせます。

メキシコでは日常的にチョコドリンクを飲むので、こういうタブレットが昔からあるんですね。
特に季節行事でお盆にあたる死者の日には、モレとチョコラテは欠かせないもので、お供え物にも使われるんだそう。



これがレシピ見本です。
驚くことに、チョコレートドリンクだから、カカオと砂糖というのではないんです。「トラディショナル チョコレート」という名前のものは、カカオ、砂糖、シナモン。これが実は一般的。

例えば真ん中のは「チョコレート With ピーナッツ」カカオ、ピーナッツ、砂糖です。「チョコレート with コーヒー」というコーヒー豆入りがあったり、「ミックスドチョコレート」は、カカオ、アーモンド、ピーナッツ、砂糖、バニラなんてのも。面白いですね ^^
これらが一緒にすり潰されて、回転焼き(今川焼き)みたいな形のタブレットになって売られてます。そして、お料理やドリンクとして使われます。




カカオパルプジュースをいただきました。発酵させてない、そのまんまパルプなので、甘酸っぱくっておいしかったです〜
右側のはモリニージョの原型となったものでしょうか ^^ 泡立てるものですね。メタテがカラフルにペイントされてておされ〜。欲しい〜 ^^;




チョコレートタブレットの作り方を教わったあとは、モレソースの作り方です!これは長くなるので、また別に記載します。
いろんなものが入ってるんですね ^^



そして、ごちそうになった出来立てモレソース。これがものすごーく美味しくって ^^
合計5回くらいモレソースを食べましたが、私基準でダントツ1位でした。




お店のほうに移動して、お土産を購入したり。
日常用のタブレットもたくさん積み上げられています。もちろんこちらのチョコレートもいっぱい。
あ、奥にザ・明治の箱があるじゃないですか。明治さんもいらっしゃったのね ^^



メキシコでは、カカオやチョコレートがどう人々の生活に関わっているか、その歴史や文化を知ることのできるお店見学となりました。
モレソース、美味しかったな〜 ^^



ホテルを出発。
途中、水色の学校がありました。メキシコは親が送り迎えをします。ちょうどお昼時で下校時だったので、露店も並び、それを食べながら親子で下校しているのどかな日常を見ることができました ^^




あれは!とガイドさんに聞くと「自転車タクシー」だって。格安でちょっと乗りに便利なんだそうです。
右側はのは、三輪タクシー。どっちも前に人が乗るので、ちょっと怖いような ^^;



さて、マヤ人がどのようにチョコレートを生活に使っていたかを体験でき、メキシコ料理が食べれる観光スポットのCASA MAYAに到着しました。
看板には「おかえり 自宅」 ^^

まずは入り口で儀式をして、お店の中に入ります。




カラフルな店内 ^^
着席すると、まずはカカオ豆が配られました。これは昔カカオ豆は貨幣として使われていたので、これから食事をお出しするたびに、一粒ずつ渡してくださいということでした。なるほどなるほど。



さあ、お料理が運ばれてきました。カカオ豆を渡して、と ^^
メキシコでは、チョコレートをお料理に使う「モレソース」というのがあります。モーレとも呼ばれてますが、メキシコの家庭料理ではおなじみです。

一見カレーみたいですが、確かに何種類ものスパイスと唐辛子が入っているので、ピリ辛でコクがある、、、これは家庭によってぜんぜん味が異なる、まさに日本のカレー的な ^^ そしてチキンと相性抜群。
ちなみにチョコレートを使わないモレもあるそうで、緑色とか黄色とか、ほんといろいろだそうです。

今回同行した女性の方が、ぜひモレをとおっしゃってたので、この後毎日モレソースを楽しむことになります。




左の写真は、トウモロコシの粉を練ってバナナの葉に包んで蒸した「タマル」。トウモロコシのちまきみたいなものでしょうか。トウモロコシの葉で包んだりするところもあるそうです。
これも、チョコが入ったもの、チキンが入ったもの、ハーブが入ったものと3種類ありました。ちなみにカカオ豆3粒なり〜 ^^




ドリンクもいろいろいただきました。
グラスに入ったパルプジュースは、わざと発酵させてアルコールに。。。うーん ^^;

陶器のカップにはお湯で溶いたチョコレートドリンク。ん?甘くない。スパイスとか入ってる〜 ^^;

ヒッカラというひょうたんみたいな器(コップ)が締めのドリンクで古代から今でも飲まれているポソルと呼ばれるものです。カカオととうもろこしの粉をすりつぶしてから溶かしたもので、高いところから注ぐことによって、泡だてて口当たりが良くなり飲みやすくなるんです。
昔は高貴な飲み物とされていました。




さて、食事が終わったら、古代からカカオをどうやって使っていたかを体験させてもらえます。
まずはカカオポットを割って、中のパルプや豆の説明から。


こちら、食物をすりつぶすための石製の道具。石の台が「メタテ Metate」、上の石の棒が「マノ Mano」です。
古代メソアメリカでは、数千年も前から食材をすりつぶす器具として使用され、現在もなお生活に欠かせない調理道具として利用されています。




実演 ^^
炒ったカカオ豆を砕いたニブ、シナモン、砂糖を台の上ののせて、マノを使って押し出すようにスナップをきかせて回転させてすりつぶします。
私もやらせてもらいました。石だから重いし、意外とコツがいるんです。
だんだんとすり潰されたカカオから油がでてきて、ペースト状になっていきました。

この地域はあったかいから、すり潰すとカカオバターが出てきてペーストになりやすいけど、少し高地だったりして気温が低くなると、油が溶けでないので、そういう地域はメタテの足が長くて下で火をたいて台をあっためていたそうです。なるほどです〜。



以上、メキシコ伝統料理と古代メソアメリカの料理体験でした〜 ^^




近くにある、イサパ遺跡に行きました。マヤ文明の先古典期後期(紀元前350年~紀元後250年)にとても栄えた文化です。
ここから炭化したカカオがでたことから、カカオととても深く関係した遺跡として知られています。
優れた土壌と豊かな泉のおかげで、最適なカカオ栽培の地となり、イサパ文化圏内は西と東を結ぶ交易路になっていたため、カカオが当時の主要な交易品になっていたと考えられています。

これがイサパ様式とよばれる遺跡で、その特徴は曲線的な浮彫りをほどこされた石碑や石彫に見ることができます。なんだか、ぽいですよね ^^




石でできた神殿や宮殿、関所の後が見れます。
右の写真は球技場あとだそうです!カカオの木も自生してました。