ビーントゥバーの素晴らしさに触れてください!

カカオの産地訪問記



前夜、ホテルのダブルブッキングで別のホテルにチェックインするトラブルがあり、予定されてた食事会がなくなってしまったのはちょっぴり残念 ^^;

逆にランクアップされたホテルがガーナ最後の夜になりました。
調度品からして、アフリカとその歴史を感じます。

お部屋もいい雰囲気でした。バスルームも問題なし。最初の大きなホテルも私はラッキー。他の方は、wifiがダメ、お湯しかでない、水しかでない。。。







まさかのバルーン!


美しい曲線が特徴の椅子は、もしかしてアシャンティ王国のでしょうか


ガーナはカカオを主要な産業と位置づけているので、カカオ豆は全て国が管理しています。カカオ庁(Ghana Cocoa Board)があるんです。このカカオ庁が農家からの買い付けと国内外への販売権を所有しており、政府の認証を受けた企業でなければ直接輸入することはできません。

弊社の取引先で、今回のツアーを主催してくださった立花商店さんは、ガーナ政府と友好関係を築き、特定地域のカカオの輸入が可能になっています。今回訪問した生産者を含むCHILD LABOR FREE(チャイルドレイバーフリー、児童労働のない)でトレーサビリティの取れたカカオというわけです。

いざ、ニューエドゥビアス地区を管理している建物に入ります。




親日家のマネージャーみたい ^^


マネージャーのお話を聞かせていただいたら、向いにある巨大倉庫見学です。まるで映画で見るような世界。
ドーム型の倉庫の向こうは海、ギニア湾。港からそのまま海外へと輸出されます。






話を伺って驚いたのが、入荷してきたカカオ豆を抜き打ちで取り出すのかと思っていたら、なんと全ての麻袋にステンレスの筒を差し込んでカカオ豆を取り出します。その中から必要量を取り検査にかけるんです。
なのでほんとに平均値がわかるのです。




次はQCC(Quality Control Company)で検査の様子を見せてもらいました。
1、よく発酵しているか
2、十分に乾燥しているか水分量チェック
3、煙やその他の異臭がないか
4、粗悪品ではないか
5、虫、割れた豆、破片、異物(カカオ以外のもの)をがないか
6、サイズが均一か

とにかく細かいことまで検査され、等級が決められます。






1粒1粒カットして並べてます


不合格ノート。。。


さらに研究所でも絶えず研究が行われています。
こうして安心安全なカカオ豆が送られてくるのです。