ウガンダ訪問記1 “赤道の国”ウガンダに向かって、いざ出発!
2025年に入ってすぐに、一通のメールが届きました。
カカオ豆を使わせていただいてるFarm of Africaさんから、農園や加工所の見学に来ませんか〜の農園ツアーのお誘いです。
2025年5月19日〜23日、ウガンダの空港に集合解散の5日間のツアーです。
ウガンダのFarm of Africaさんは、日本人のご夫婦が経営されていて、カカオとバニラを主に生産されています。
3年前、前のチョコロンブスの店舗に、一時帰国されたご主人がお子さまと一緒に来てくださいました。
チョコロンブスでも、貴重な生のカカオ豆から作ったカカオボールや、ダークチョコは人気商品です。
実は昨年タンザニアの取引先、Kokoa Kamili(ココアカミリ)さんへ訪問予定でしたが、直前に事情があってキャンセル。
次はいつアフリカに行けるかわからないし、今後のチョコロンブスとしてのあり方を考えた時に、やはり現地取引先訪問は必要不可欠。
それでも締め切り直前まで考え、その上で参加を決めたのでした。
今回は、たくらみ屋の株式会社解散記念トーク会が岩手県一関で開催されるのにあわせて、16日から岩手に入り、そこから成田への移動となりました。
ウガンダに渡航するにはパスポートとビザと、イエローカード(黄熱病の予防接種済証)が必要です。
ビザはオンラインで申請し、2日後くらいにはメールで送られてきました。
イエローカードは2019年にガーナに渡航した際に予防接種をうけて発行してもらっています。これは生涯使えるものなのでこれを持っていきます。
旅行会社のツアーではないので、現地集合となるため航空券は自分で手配します。
航空会社はいろいろ悩んだけど、乗り継ぎも同じにすることでリスクを極力少なくする作戦で、カタール航空。お初です ^^
成田を22時半に出発してドーハに早朝4時着。まずは約12時間のフライト。
そして10時にドーハを出発して、ウガンダのエンテベ国際空港 現地時間の15時すぎ着。約6時間のフライト。丸1日かけての移動です。
エンテベ国際空港で、今回の参加者とFarm of Africaさんと合流です。
さて搭乗しました。
エコノミーの一番前の席、つまり足元広めの席をゲット。
ただデメリットとして、前の座席下がないので、自分の荷物を置けないのです。上の物入れに入れないといけません。
まぁ、想定内ですが、、、2日前までかなり空席があったので(隣も空いてた)、余裕こいていたら、結局満席。
団体客は当日チェックインの際に空いてるとこに入るんだとか。お隣さんもそのお隣さんも団体ツアーの方で、そんなお話もしたり。
機内食はこんな感じ。
出発前に少し食べていたので、サラダだけいただきました。シャキシャキ蓮根サラダで美味しかったです。
途中激寒に耐えられなくなり、荷物入れのカバンから薄手のダウンを出して着ました。機内の寒さ対策は万全です。
この日のために、映画「スター・トレック: セクション31」を見るのを我慢してダウンロードしていたので、いよいよ試聴!
しかし、今までのシリーズからしても「うーん」といった感じ。どうりで評価もいまいちだったわけだ。でもまだ「スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド」もシーズン2つ分ダウンロードしてるんでね。
機内は無料Wi-Fiサービスがあり、オンラインでも(ちょっとブチブチはするけど)大丈夫でした。すばらしい ^^
でもアマプラはOKだったけど、パラマウントプラスは試聴できませんって。おいっ。
カタールのドーハ、ハマド国際空港に到着したのは、午前4時。まだ人も少なめです。
しかし24時間営業のショップやラウンジで、旅行客のおもてなしはばっちり。さすが世界一の空港になっただけのことはあります。
中央にどかんと鎮座するのが、黄色いクマちゃん「ランプ・ベア(Lamp Bear)」。熊がランプかぶってる!?
このアートは2005年にスイス人ウルス・フィッシャーさんが作り、その後、カタール王室の方がオークションで680万ドルで落札したそうです。約7億円!
さすが中東でございます。
サイズも高さ約7メートル、重量は約15.8トンですって。そりゃシンボルになりますわな。
事前に空港のフロアマップをスマホにダウンロードしておきました。これ正解。
ほんと広いんでね。
中央の黄色いクマからみて、どの方向にというのもわかりやすい。これなら初めてでも不安にならなくてすみます。
誰にでもやさしいというのは、学ぶところです。
ラウンジも、スタバの位置もチェック済み。
ハマド国際空港で約6時間のトランジットの後、再びカタール航空にて。
目指すはウガンダのエンテベ国際空港。約6時間のフライトです。
なにやら大きな水溜まり?それが湖、すなわちヴィクトリア湖だとわかった頃に、着陸態勢に入りました。
ウガンダ訪問記 まとめ(それぞれのページにリンクしています)
1、“赤道の国”ウガンダに向かって、いざ出発!
2、ウガンダ・エンテベ国際空港、そして首都カンパラへ
3、ウガンダの朝がやってきた!旅の始まりを感じて
4、なぜウガンダで?Farm of Africaさんの挑戦と願い
5、希少な生カカオ豆、その舞台裏へ──感謝を込めて加工所を見学
6、ナイル川のほとりへ──カンパラから湖畔ロッジへの移動
7、笑顔と歌に迎えられて──農園での歓迎とカカオの収穫体験
8、発酵という現場で感じた、チョコづくりの奥深さ
9、カカオの乾燥工程を見届けて──忘れられない歌のプレゼント
10、発酵で変わるチョコレートのフレーバーとカカオ契約農家さん訪問
11、ウガンダの暮らしを感じながら、農園から首都カンパラへ
12、にぎやかなマルシェからカフェまで──カンパラで見つけた暮らしの彩り
13、ウガンダに別れを告げて──帰国の空へ、夜明けの光とともに