ビーントゥバーの素晴らしさに触れてください!

カカオの産地訪問記


クマシから車で約3時間半くらいで到着したのが、アシャンティ州のタノ地区。
子供の権利保護のために活動するローカルNGO(CRADA)の皆さんとも合流しました。




村に入ると、早速たくさんのカカオ豆の乾燥台が並んでいました。

そして、何やらワイワイいいながら(笑)、こんなふうにかき混ぜるんだとやって見せてくださいました。


発酵を終えて乾燥始め。まだパルプが残ってしっとりしています。


乾燥を始めて数日経つと、ベトベト感なくさらさらに。


さらに農園の中に入っていきます!
カカオ農園はメキシコのソコヌスコに続いて、2度目。ドキドキ。
シェードツリーのおかげで。いい感じの日陰ができてます。



さっそく実り多きカカオがお出迎えしてくれました ^^





農園を案内してくれながら、時折カカオをとり、パカっと割って中を見せて食べさせてくださいました。
う〜ん、甘酸っぱくてジュ〜スィ〜 ^^



ほら、こんなに立派に育ってるのよ、って自慢げに見せてくれます。

ちなみにぷっくりしたラグビーボール形が特徴のこのカカオは「フォラステロ種」。
生産量は世界のカカオ全体の約80%になります。



そしたら、「発酵のやり方を見せてやるよ」って始まりました。


ナタでカカオポットを割って


中のパルプがついたままのカカオ豆を取り出します


だいぶ溜まってきたら山がたに整えて


バナナの皮でしっかりと覆います


最後はバナナの葉をカカオや木の棒で抑えてできあがり。
これはアフリカで行われているヒープ法という発酵法。もちろん実際はもっと大量にやります。

こうして、実際にみせてくださるのがとってもうれしいです。


そして次は、「よっし、人工受粉をみせてあげるよ」と。
私のイメージでは、昔耳掻きの反対についていたふわっふわのタンポがでてくるのかな、それともなんかすごい装置がでてくるのかな。




こうして、ちょん ちょん ちょん


(⊙ꇴ⊙)


なるほど、とても手間と根気のいる作業なのね。

きちんと手入れの行き届いた広い農園でした。



苗を育てたり、植え付けされてるものも見られました。
苗はシェードツリーとなるバナナの木と一緒に植えられていました。




農園のそばには住居があります。
今日は休みだからと、昨夜飲みすぎて寝てる人も ^^




その一角にあった倉庫。
とーーーーーーってもきれいに環境整備されてあり、見習わなくてはと思いました。




農園で記念撮影。
カカオの生産者さん、現地のNGO、日本の商社、日本のNPO、そして私たち作り手が大集合!