ウガンダ訪問記13 ウガンダに別れを告げて──帰国の空へ、夜明けの光とともに
Farm of Africaさんで再び荷物のパッキングをし、エンテベ国際空港に向かいます。
ヴィクトリア湖を見ながら、いよいよ帰るのだなとちょっぴり寂しくもなり。
空港手前で車を降り、徒歩で検問所へ。
ここでまず手荷物と人のセキュリティチェックをうけます。
そしてエンテベ国際空港の入り口に到着〜。
またしてもちょっと微妙なゴリラさんがいらっしゃいました。
空港に入る前に、預け荷物をワンちゃんがチェックするんです。
ワンちゃん、かわいい顔して、なかなか働きものです。
そして入り口ドア前で、預け荷物であるスーツケースのX線検査。すると、抜き打ちなのか、何か怪しい影でも映ったのか、検査員が「このスーツケース、誰のだ?ここで開けろ」と。
あたしのや〜ん。
まぁそれも想定内で、開けてみられてもいいように、なかなか綺麗にパッキングしておりました。しかしなんでもかんでも顔色変えずファスナー開けてみたり、袋から中のものを出してみたり。
そして、ぐしゃっと出したものをスーツケースに戻して、
「ソーリー、マダム」「チャイニーズ バイバイ」と言ったもんだから、心の中でチッってなりまして
つい大きな声で「アイム ジャパニーズ、バ〜イ」と叫んで、空港の中に入って行きました。
登場待ち合い室で、パティシエの黒木さんと商社の一宮さんと合流。ドリンクで一息つきます。ウガンダシリング、まだ余っていたけど、何か買うには足りず、まいっか。
先発の一宮さんを見送って、黒木さんと搭乗です。ここからはまた一人旅。
いろんな体験をし、いろんな想いを持ち、いろんな課題に気づかせてくれたウガンダともお別れです。
飛びま〜す。
約6時間たって、眼下にカタールの夜景が広がってきました。そろそろドーハに到着でしょうか。
帰りもカタールのハマド国際空港でトランジットです。
カタール国際空港でのトランジットは約5時間。次の出発は深夜2:40。
24時間オープンの空港なので、もちろんお店もラウンジも空いています。
体を休ませるためにも、まずはラウンジでシャワーを浴び、すっきりとしました。
ラウンジの室温は私には少し寒いなと思い、せっかくだから空港内のスタバに行ってみることにしました。
スタバでいつものショット追加のソイラテを飲んでゆっくりしていたら、搭乗時刻が近づいてきました。
それにしても海外のスタバは(新大阪駅構内のスタバも)ショートサイズがないので、私には基本量が多いな。。。全部飲めない。。。
成田行きゲートはB3、わりと近くです。
これだけ大きなハブ空港だけど、ほんとにレイアウトや表示がわかりやすいですね。
インド上空あたりだったか、地球の夜明け的な写真が撮れました。キレイかったです。
その後、成田に夜到着し、そのまま成田のホテルで1泊、翌日福岡の自宅に無事帰ってきました。
今回のウガンダの渡航で、大変お世話になったFarm of Africaの浅井さん、岡野さん、スタッフの皆様。同行の皆みなさま。留守番の弊社スタッフ、そしていつも気持ちよく送り出してくれる夫、
ありがとうございました (๑>◡<๑)
帰国してからもご縁は続いています
ウガンダで、Farm of Africaの浅井さんの運転する車に乗っていた時に
「自分の叔母さんが今北九州にいて、ご主人が九州?女子大学?だったかな、そこに4月から勤務していて、来週オンラインで岡野が講義するんです」っておっしゃるじゃないですか?
え?九州女子大学だったら、すぐ近くですよ。しかも、母校で、なんならそこで働いていたし。
だったら、ぜひFarm of Africaさんのカカオ豆で作ったチョコ提供しますよ、なんて話で盛り上がりまして。
後日ご夫婦が来店してくださり、実際に特別授業が行われて、私もチョコを持っていくがてらちょこっと登壇させていただきました。
こんなご縁があるなんて、驚きです。
お店でも『ウガンダフェア』〜ウガンダのカカオ、とっておきのひと粒から〜 と題して
ウガンダのカカオ豆、チョコレートに特化した商品の販売を行い、ローストカカオ豆プレゼントを行いました。
またいつも研修で利用させていただいているCAFE&BAR MAKES MOONさんで「チョコとコーヒーとウガンダと」のウガンダ渡航報告会を開催しました。
ウガンダで買ってきたゴリラコーヒーを飲みながら、ウガンダのチョコで作ったチョコバナナケイクやクッキーなどのお菓子のほか、ウガンダチョコと他の産地のチョコとの食べ比べも行いました。
ゲストのちょこれいじさんは4月にエクアドルに行かれて、アマゾンの原種のカカオを探索する様子などお話くださり
また宮崎カカオの大田原さんもかけつけてくれて、私が宮崎カカオで撮影した写真を使って、カカオ農園の紹介をしていただきました。
ご参加くださった方々も濃い方ばかりで、なんともビターで楽しいチョコ会になりました。
このような会は、全国どこにでも行きますので、ぜひお声がけください。
ウガンダ訪問記 ページまとめ(それぞれのページにリンクしています)
1、“赤道の国”ウガンダに向かって、いざ出発!
2、ウガンダ・エンテベ国際空港、そして首都カンパラへ
3、ウガンダの朝がやってきた!旅の始まりを感じて
4、なぜウガンダで?Farm of Africaさんの挑戦と願い
5、希少な生カカオ豆、その舞台裏へ──感謝を込めて加工所を見学
6、ナイル川のほとりへ──カンパラから湖畔ロッジへの移動
7、笑顔と歌に迎えられて──農園での歓迎とカカオの収穫体験
8、発酵という現場で感じた、チョコづくりの奥深さ
9、カカオの乾燥工程を見届けて──忘れられない歌のプレゼント
10、発酵で変わるチョコレートのフレーバーとカカオ契約農家さん訪問
11、ウガンダの暮らしを感じながら、農園から首都カンパラへ
12、にぎやかなマルシェからカフェまで──カンパラで見つけた暮らしの彩り
13、ウガンダに別れを告げて──帰国の空へ、夜明けの光とともに