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カカオの産地訪問記


2019年10月7日〜12日、取引先の商社によるガーナカカオ産地ツアーが開催されました。

ガーナは日本のカカオ豆の輸入ダントツ1位。全体の約70%以上をガーナ産のカカオ豆が占めています。
だから、チョコレートと言えばガーナ、なんですね ^^
ちなみに生産量でいうと、ガーナは世界第2位、1位はお隣のコートジボワールです。

さらに、チョコレートのことを調べていると「児童労働」ということを聞くようになりました。カカオ農園で子どもが働かされている?それはどういうことなのか、自分でしっかり確かめたいと思ったのです。

ガーナツアーの開催は初めてということで、こんな機会は2度とないかもしれないじゃないですか。無理を言って日程を調整していただき参加することができました。
何しろ弊社バルーン事業は10月がマックス繁忙期。出発の前も泊まりで現場に入っていました。



と、その前に、、、
ガーナに渡航するにはビザが必要で、ビザを発給してもらうためには、黄熱病の予防接種を受けなければいけません。

これ甘く見てた。
やっとツアーのチケットの連絡があり、みなさんビザ取っといてくださいね〜と言われたので、その前に予防接種しなくっちゃと、早速福岡検疫所に電話。

そしたら「え?黄熱ワクチン接種は、予約でいっぱいですよ。1ヶ月前から予約が始まりますが、すぐにいっぱいになりましたよ。東京からも接種に来られますよ」って。。。

あらま。厚生労働省のHPを見たら、なるほど、検疫所で月1とか2回しか実施されてない。
だったらと長崎、鹿児島に電話するも、予約でいっぱい。や、やばいぞ。。。出発の10日前には接種しておかないといけないし、何よりその証明書イエローカードがないと、ビザ発給してもらえない!

日程の近いところから、電話しまくり。北海道は空いてたけど、さすがにもうちょっと探してみますと。
注射してもらうだけなのに、どんだけ費用かかるねん。。。

それで、やーーーーっと、大阪市立総合医療センターで予約できました。(申し込みから確定するまでまた日にちがかかった)
ふ〜 ^^; 
そもそもワクチンの量が少ないのよね。だから間に合わないなんて泣き言言っても、知らんがな〜ってなるのよね。

さらにビザは、これまた指定の日に東京まで行けないので、代理店にお願いすることにしました。



病院では、先ず先生による感染症予防についての座学があって、その後一人ずつ接種。イエローカードをゲットして、そのまま病院のポストにビザ発給のための書類発送。このイエローカードは、生涯有効なのです。

そうそう、電話予約の時に、マックのポテトばりに
「一緒にマラリアの予防もいかがですか〜?」と言われて、条件反射に「けっこうです〜」と言っちゃったものの、やっぱりマラリア怖いかもと、当日飲み薬を処方していただきました。
現地に行く前からと帰国してからも、合計2週間飲み続ける薬です。


ほんと、やれやれで黄熱病のワクチンを接種でき、ビザが届いたのは、出発の1週間を切っていました。

セーフ ^^

ちなみにガーナへのルートは、成田空港発着でドバイでトランスファー。片道20時間以上って ^^;

今回のツアーでは、カカオ農園、大規模なカカオマス加工工場、ガーナ政府が管理する倉庫や品質管理センターの視察のほか、子どもの権利保護のために活動するローカルNGOとの交流なども予定されています。



10月7日、成田国際空港に20時に集合。
エミレーツ航空です。

おぉ〜、中に螺旋階段がある〜。これ、某飛行機オタクの知り合いの投稿で見たことあるー ^^
うちら、もちろん1階のエコノミー ^^




約11時間半でドバイに到着。朝4:15だけあって、空港は人もまばら。もはや時間感覚ないけどね。
しかしさすがハブ空港。でっかいね〜。
そして3時間後に再び搭乗。
ドバイから、いよいよガーナに向かって約8時間ちょっとのフライトです。

成田からは、若干空席があったものの、今度は満席。しかもお隣さん、私の席にはみ出してる〜。はい、とってもふくよかな女性。さらにその隣はどでかい男性 ^^;

おとなりの女性、3回ヘルプコールがありまして、要は(お腹にめりこんでる)ベルトがはずせなくて、私が外してあげましたとさ ^^;

エミレーツ航空のいいとこは、とにかくDVDチャンネルが豊富。日本の映画だけでも10本以上あったので、寝れない私でもたいくつせずにすみました。


ドすっぴんで失礼〜 ^^;
成田から20時間以上かけて、無事にガーナのアクラ・コトカ国際空港に到着しましたー。

ちなみに、寒がりの私はばっちり長袖長ズボンで、機内も凍えることなく過ごせました(これ大切 ^^)