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カカオ、チョコレートの話


カカオの果実を炭酸で割ったカカオスカッシュの販売を始めました。
1杯 税込700円。
南国フルーツ特有の甘酸っぱさが、すっきり爽やかに乾いた喉を潤いてくれます。

現在はエクアドル産のものです。
カカオ豆以外の農家さんへの貴重な収入にもなります!

ぜひ希少なカカオの果実を味わってください。


カカオの実(カカオポッド)を割ると、白い果肉が並んで詰まっています。これがカカオパルプ、つまりカカオの実。
この中にチョコレートの原料であるカカオ豆が入ってます。



カカオパルプはカカオ豆の発酵になくてはならないもの。パルプがついた状態でカカオ豆の発酵をします。発酵の段階で、このパルプは溶けていき、そしてカカオ豆を乾燥させることで消えていってしまうんですね。

メキシコの農園では水につけたジュースを飲ませていただきました。農園のみなさんはこうしてジュース代わりに喉の渇きを潤されてるそうです。美味しかったです。
これが同じように日本で飲めるのはとても珍しいことです。

味は南国フルーツであるライチに似た甘酸っぱさがあり、カカオがフルーツであることがおわかりいただけると思います。

加糖しなくても十分甘いので、果肉(果汁)を炭酸で割ってお出しします。ぜひその甘酸っぱさと爽やかな味わいをお楽しみください。



メキシコでは、国立農牧林研究所(INIFAP)の先生が、いろんな品種のカカオを持ってきてくださり、実際にカカオを割ってフレッシュなパルプと種の試食させてもらいました。

5角形にきれいに並んでいます。


スパッと割り


パカッと割り


パルプや種を食べることは、現地でないとできない貴重な体験。さながらカカオパ〜ティ〜 ^^

カカオ豆の断面は通常紫色をしています。そう、ポリフェノールの一種アントシアニンの色ですね。
それが右下のキッチンペーパーの右はし、白いでしょ。これがまさに希少なクリオロ種でホワイトカカオなんです ^^



ぜひ希少なカカオパルプのカカオスカッシュをお試しください。